この度、会員の皆様方のご承認を賜り、40代目の会長を務めることと相成りました。微力ではございますが、幹事の石黒さんをはじめ理事役員の皆様と共にクラブ運営並びに会員の皆様方の充実したロータリー活動のために尽力してまいりたいと思います。
本年度RI会長のステファニーA.アーチック氏は、国際ロータリーのテーマを「ロータリーのマジック」と掲げられました。氏は数年前、ドミニカ共和国で浄水器の設置に携わった際、汚水が浄水に変わるのを見た少年の「もう一度魔法を見せて」という発言にご自身の「人生観が変わった」と、おっしゃっています。それは、ロータリーのプロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、我々ロータリアンは、マジックを生み出すという意味だと述べています。
第2760地区、吉川ガバナーは地区方針を「魅力ある例会 持続可能な奉仕活動 成長するロータリー~行動計画 4つの優先事項にそって戦略計画を~」とされました。4つの優先事項とは、①より大きなインパクトをもたらす ②参加者の基板を広げる ③参加者の積極的なかかわりを促す ④適応力を高める という4つです。これに基づき活動方針では、①クラブ(戦略計画を立案) ②新たな形態のクラブを創設しましょう ③ポリオプラスに貢献してください ④「ロータリー財団がじぶんたちのものであることを忘れない」⑤平和構築への貢献 ⑥ローターアクトクラブとの連携 ⑦愛知ロータリー学友会 ⑧ロータリー賞、ガバナー賞の獲得を目指してください。 ⑨ロータリーブランドを大切にしてください。 ⑩ラーニングセンターで自己学習を行いましょう。 ⑪国際大会(カルガリー)にこぞって参加しましょう。と、11の項目を掲げられました。年々多くなる項目すべてに取り組むことはできませんが、「ロータリーの目的」を認識し四つのテストに照らし合わせ活動してまいりたいと思います。
さて、我々豊川宝飯ロータリークラブは来年度創立40周年を迎えます。クラブ戦略委員会では、40周年事業の企画はもとより、新たな豊川宝飯らしい行動計画を考察していきたいと考えています。魅力ある例会づくりとしては、プログラム委員会・SAAが中心に担当委員会と協働し、出席率の向上を目指したいと思います。そのためにも各委員会には、活性化した委員会活動をお願いします。財団・ポリオ・米山への寄付も引き続き御協力をお願いします。
初代小野光男会長が掲げた「みんな仲良く」は、我々のクラブのアイデンティティーでもあります。40歳を控え、培ってきた伝統を継承し、さらなる向上を目指しましょう。より一層社会に必要されるクラブに成長するために、今年度の方針を「Step Up豊川宝飯 ~みんな仲良く~」とさせていただきます。1年間、会員の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
豊川宝飯ロータリークラブ 会長
小田伊佐浩